mano市民支援室のブログ

岐阜県可児市の子育て健康プラザmano(マーノ)にある市民支援室です。子育て支援に関する情報発信や、スタッフの日常を綴ったブログです!!

どうしてたかな?~トイレトレーニング~

こんにちは。スタッフの草野です。

ジメジメする梅雨の時期ではありますが、晴れている日は日差しも強く、夏を感じる今日この頃。


夏…

小さいお子さんを持つママにとって「夏=おむつ外し」を考えている方も多いのではないでしょうか。育児雑誌などでは「2歳の夏」とよく書かれていますよね。洗濯物が乾きやすいとか、汗をかくからおしっこの回数が少ないとか、いろいろメリットがあるようです。

 

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私もトイレトレーニングには悩みました…というか、モヤモヤしました。「いつできるようになるの?」って。だって自分ができたときの記憶がないから(笑)感覚が分からないんですよ。まあこれはトイトレに限ったことではないんでしょうが…。先輩ママに相談しても、「いつかとれるから大丈夫!」としか言われない。みんな口を揃えてそう言うんです。でも悩んでるのは今だから、「ほんとに取れる日が来るのか??」というモヤモヤは解消されないんですよね。

 

でも今振り替えってみると、やっぱり「いつかとれるよ!」としか言えないんですよ。ほんとにそのときが来たらとれる!その子のタイミングってあるんです…何回も挫折したのに、ある時すっととれた…ってことが。

でもそれだと「いつとれるの?どうすればいいの?」というもどかしい感じは残ると思うので、我が家のトイトレについて少し書こうと思います。多少なりとも参考になれば。

 

***

我が家ではおまるは使わず、トイレに補助便座方式でした。まず踏ん張りやすいように足台を設置しました。そしてトイレのイメージをよくするため、補助便座にアンパンマンのシールを自分で好きなだけ貼らせ、自分でトイレに持って行ってもらいました。

それから、いわゆる「できたよシール」も使いました。トイレでできたら、すごろくのようなデザインの台紙にシールを貼っていくというやつです。100均でも見かけますね。トイレの壁に台紙を貼り、シールは切り離して1枚ずつ渡すようにしました。(全部貼りたくなっちゃうから)

最初は「こんなのでできたら苦労しないよー」という気持ちでしたが、結果から言うと、効果テキメンというほどではないですが、ある程度の効果はあったかな、と感じでいます。やってみる価値はあると思います。

 

そしてとにかくほめる!行けただけでも、座れただけでも。出たらめっちゃほめる!(笑)

 

あとは、我が子の場合なかなか「大」のトイレに行けなかったので、イラストを描いてトイレの壁に貼りました。

3コママンガで、

①トイレでいきんでいる絵
②便器の中のう○ちにバイバイしている絵
③シールをもらって喜んでいる絵

でした。トイレに行くたびに興味を持って見てくれていました。
トイレに限らず口で言ってもなかなか分かってもらえない時は、絵や写真を用意して視覚に訴えるといいそうですよ。

 

それから、明らかに行きたそうなのに行かなかった時、ダメもとで遊んでいたおもちゃを「持って行ってもいいよ」と言ってみたら、すんなり行ってくれたことがありました。
トイレにおもちゃを持ち込むのは衛生的にあまりお勧めできませんが…まあひとつの手ではあります。その時の私は、とにかくトイレに行って欲しかったので。

 

トイレに行けるようになったあとも失敗はたくさんしました。失敗しながらタイミングを自分で見つけていくのだと思うのですが、やっぱりそれが続くとうんざりすることも。もう「おもらしありき」で、掃除しやすい環境を作っておくことが、イライラしないために大事かなと思います。

 

夜寝るときのオムツは、昼とはまた別で、自然にできるようになるのを待つしかないとよく言われます。確かにだんだんと、朝オムツが濡れていない日が増えていくのですが、やはりときどき濡れているとなかなか外す踏ん切りがつきませんでした。
そこでトレーニングパンツとズボンが一体化したような「おねしょズボン」というのを購入してみました。しかし、はいてみるとそのゴワゴワ感がとにかく嫌だったらしく、すぐに脱いでしまい「これは嫌!」と。「それならパンツで寝る?」ということになり、私もドキドキしながら覚悟を決めてパンツで就寝。でもその後ふとんを濡らしたことは一度もありません。
必要だったのはきっかけだったのかも。おねしょズボンは使わずじまいですが、きっかけにはなってくれました。
ちなみに友人の場合、プリキュアのおもちゃを欲しがったときに、「おねしょしなかったら買ってあげる」と言ったらしなくなったとか。

 

きっかけ、タイミング、本人の気持ち…。トイトレに限らず、大事なのはそこかもしれませんね。
そういえば我が子の卒園文集に、あるお母さんがお子さんの縄跳びのエピソードを書かれていて、『できるようになるための練習より、「やる気」になることのほうが大切』という一文がありました。

親としては「だいたいこの頃にはこれができる」というような発達段階をどうしても意識してしまうので不安になることもありますが、やはりタイミングはそれぞれだと思います。これからもできるようにならないといけないことはたくさんやってくると思いますが、本人の気持ちが乗ればきっとできるはず!そんな気持ちで慌てずマイペースでいこうと思います。