こんにちは。スタッフの草野です。
猛暑日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
体調崩されていませんか？
熱中症も心配ですが、新型コロナのほうも「第２波」がやってきて、これまでにない落ち着かない夏ですね。
新型コロナについては、ニュースではいろいろ情報が流れていますが、
調べてみると意外と「あーそうなんだー」と思うことも。
厚生労働省のホームページでは、一般の方向けの新型コロナに対するQ&Aが紹介されています。
今回はその中から、子育て中の主婦目線の独断で、「あーそうなんだー」と思ったことをいくつかピックアップしてみました。
「敵」と闘うにはまず相手を知る、とはよく言ったもの。
「そんなの知ってるよー」というものもあるかもしれませんが、良かったら参考にしてくださいね。
もっとしっかり読みたいという方はこちら↓
＝＝＝＝＝＝
熱中症予防のため、家でエアコンをかけ続けていて換気ができない
一般家庭でも、お住いの建物に組み込まれている換気システム（24時間換気システムなどと呼ばれています）や、台所や洗面所の換気扇を常時稼働させることで、室温を大きく変動させることなく最小限の換気を行うことができます。
感染について
- ウイルスは粘膜に入り込むことはできますが、健康な皮膚には入り込むことができず表面に付着するだけと言われています。物の表面についたウイルスは時間がたてば壊れてしまいます。ただし、物の種類によっては24時間～72時間くらい感染する力をもつと言われています。
- 現在のところ、中国やウイルスが見つかったその他の場所から積み出された物品との接触から人が新型コロナウイルスに感染したという報告はありません。WHOも、一般的にコロナウイルスは、手紙や荷物のような物での表面では長時間生き残ることができないとしています。
- WHOは、新型コロナウイルスは、プラスチックの表面では最大72時間、ボール紙では最大24時間生存するなどとしています。
- WHOは、一般に、５分間の会話で１回の咳と同じくらいの飛まつ（約3,000個）が飛ぶと報告しています。
- これまでのところ、新型コロナウイルスがペットから人に感染した事例は見つかっていません。
- これまでのところ、新型コロナウイルスがハエや蚊を介して人に感染した事例は見つかっていません。
- これまでに国内で感染が確認された方のうち重症・軽症に関わらず約80％の方は、他の人に感染させていない一方で、一定の条件を満たす場所において、一人の感染者が複数人に感染させた事例が報告されています。
家族に新型コロナウイルスの感染が疑われる場合
１．部屋を分けましょう
部屋を分けられない場合には、少なくとも２ｍの距離を保つこと、仕切りやカーテンなどを設置することをお薦めします。寝るときは頭の位置を互い違いになるようにしましょう。
２．感染が疑われる家族のお世話はできるだけ限られた方で
３．マスクをつけましょう
使用したマスクは他の部屋に持ち出さないでください。
マスクの表面には触れないようにしてください。
４．こまめに手を洗いましょう
こまめに石鹸で手を洗いましょう。アルコール消毒をしましょう。洗っていない手で目や鼻、口などを触らないようにしてください。
手指に付着しているウイルス量は、流水による15秒の手洗いだけで１/100に、石けんで10秒もみ洗いし流水で15秒すすぐと１/10,000に減らすことができます。
５．換気をしましょう
風の流れができるよう、2方向の窓を、1回、数分間程度、全開にしましょう。換気回数は毎時2回以上確保しましょう。
６．手で触れる共有部分を消毒しましょう
物に付着したウイルスはしばらく生存します。ドアの取っ手やノブ、ベッド柵など共有部分は、薄めた市販の家庭用塩素系漂白剤で拭いた後、水拭きしましょう。
※家庭用塩素系漂白剤は、主成分が次亜塩素酸ナトリウムであることを確認し、濃度が0.05％（製品の濃度が６％の場合、水３Ｌに液を25㎖）になるように調整してください。 トイレや洗面所は、通常の家庭用洗剤ですすぎ、家庭用消毒剤でこまめに消毒しましょう。タオル、衣類、食器、箸・スプーンなどは、通常の洗濯や洗浄でかまいません。感染が疑われる家族の使用したものを分けて洗う必要はありません。 洗浄前のものを共有しないようにしてください。特にタオルは、トイレ、洗面所、キッチンなどで共有しないように注意してください。
７．汚れたリネン、衣服を洗濯しましょう
体液で汚れた衣服、リネンを取り扱う際は、手袋とマスクをつけ、一般的な家庭用洗剤で洗濯し完全に乾かしてください。
※糞便からウイルスが検出されることがあります。
８．ゴミは密閉して捨てましょう
鼻をかんだティッシュはすぐにビニール袋に入れ、室外に出すときは密閉して捨てください。その後は直ちに手を石鹸で洗いましょう。
次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水は違う！
次亜塩素酸ナトリウムは、アルカリ性で強い酸化作用を持ちます。市販されている家庭用漂白剤等が代表例です。
消毒を目的として使用する際には、正しく水で0.05%までに薄めた上で使用してください。
次亜塩素酸水は、酸性で同じく強い酸化作用を持ちます。出荷される野菜の洗浄等に用いられています。
一定濃度以上の「次亜塩素酸水」が新型コロナウイルスの量を減少させることが独立行政法人製品評価技術基盤機構（NITE）にて確認されました。
一度かかったら、抗体ができる？
新型コロナウイルスの免疫については、「抗体」が作られることは確かですが、その持続期間、効果、変異への対応などの詳細は、現時点では明らかになっていません。WHOは、2020年４月24日、新型コロナウイルス感染症にかかった人が必ずしも免疫を獲得し、再感染しなくなるとの保証はない、と発表しています。
妊婦さんについて
現時点では、妊娠後期に新型コロナウイルスに感染したとしても、経過や重症度は妊娠していない方と変わらないとされています。胎児のウイルス感染症例が海外で報告されていますが、胎児の異常や死産、流産を起こしやすいという報告はありません。したがって、妊娠中でも過度な心配はいりません。
しかしながら、一般的に、妊娠中に肺炎を起こした場合、妊娠していない時に比べて重症化しやすいという意見もあります。
＝＝＝＝＝＝
いかがでしたでしょうか。知らなかったことありましたか？
やっぱり「知ること」って大事ですよね。
コロナにかかった方や、医療従事者への誹謗中傷なども問題になっていますが、
コロナに関わらず、他のいろいろな場面での差別もそうだと思うんですが、分からないことへの恐れが、当事者へ向かってしまうという側面はあると思います。
先日のニュースで、鳥取県知事が「戦う相手はウイルスであり、人ではない」と言われていたのを読みました。
本当にそうだと思います。
スマホでたいていのことは調べられる時代。
まずは正しい情報を正しく理解することにエネルギーを注ぎたいものですね。
