こんにちは。市民支援室 BOOK部 草野です。
今回も絵本の紹介です。
子どもが幼稚園の帰りに、移動図書館で自分で選んで借りた本のひとつです。
とくに内容を吟味している様子もなく、ぱっぱっぱっと手に取った中にありました。
とおせんぼ(村上しいこ 著 たごもりのりこ 絵 小学館 2014年)
ひとりぼっちの子鬼が、遊んで欲しさに、来る人来る人をとおせんぼ。
でもだれも立ち止まってくれない。
そんな時現れる、クマタカのセリフがなかなか深い。
「それはな、おまえにぴったりのあいてが、まだやってこないだけだ」
「ああ、もちろん。きっと、くる。ここへ、くる。かならず、くる」
(引用元:とおせんぼ(村上しいこ 著 たごもりのりこ 絵 小学館 2014年)
なんだか、おみくじによくある「待ち人来たる」を思い出してしまいました。
恋愛にも当てはまりそうですね😊
さて、子鬼のところには、「ぴったりのあいて」が来るのでしょうか?
とてもかわいらしくて、ほっこりするお話。
そしてすてきな結末。
お子さんと楽しんでみてくださいね☆
市民支援室 (しみん しえんしつ)