こんにちは。市民支援室BOOK部 草野です。
防災って、なんとなく必要だな~とは思っていても、どこから手を付けていいのか分からないまま後回しになりがちですよね💦
テレビのニュースなどで、あれだけ阪神・淡路大震災や東日本大震災の怖さやその後の不自由さを目の当たりにしたにもかかわらず、なかなか自分の日常に照らし合わせて実感するのは難しいと思います。
市民支援室では「ママ目線で考える防災カフェ『花あかり』」を開催しています。
防災に関して、何をどんなふうに備えておけばいいのか、何が必要かということや、精神的なケアなど、毎回テーマを決めて、気軽な「ママ目線」で情報共有しています🤗
私は直接の担当ではないのですが、やはり身近に防災の情報や話題があると、影響を受けて敏感になってきます。
そんな私の頭の片隅からちょこんと出た「防災」アンテナがキャッチした、分かりやすいレシピ本をご紹介します💎
備えいらずの防災レシピ「食で実践 フェーズフリー」(飯田和子著 東京法令出版 2020年)
「フェーズフリー」という言葉、私はこの本で初めて知ったのですが、本書によると、
平常時(日常時)や災害時(非常時)などのフェーズ(社会の状態)にかかわらず、適切な生活の質を確保しようとする考え方です。(9ページ)
「いつも」と「もしも」の2つの時間「フェーズ」を分けることをやめることが「フェーズフリー」なんですよ。(9ページ)
だそうです。
いつも食べ慣れているものを非常時にも食べることができたら、栄養面でも、精神面でも心強いですよね🍀
本書に頻繁に登場するのが、ポリ袋。
ライフラインが断たれた状態では、洗い物をなるべく少なくすることも重要。
本書ではまず、ポリ袋の選び方や湯せんの方法などから丁寧に書かれています。
そしてレシピの一番最初はポリ袋を使った白ご飯の炊き方。
ほかほかの白ご飯!これはきっと非常時にはうれしいはず!何よりもほっとできるかもしれません。
その他、日常でも作ってみたい!と思えるレシピがたくさん✨普通のレシピ本としても活用できます。
作り方は3ステップ!それぞれポイントや、あると便利な食材などが分かりやすく書かれています。
さらに、それぞれのレシピにYouTubeのQRコードがついていて、作り方が動画で確認できます!
私もいくつか作ってみましたよ✨
うまくできたのもあれば、「あれ、なんかちょっと違うな」と思うものもありました。
レシピ通りに作ってもうまくいかないことって時々ありますよね😥
そういうものは、次に作ったときに、水や粉の分量など少し変えてみて、自分なりのレシピにしていけばいいと思います。
非常時に活用するために大事なのは、普段から作っているものであること。
そして災害時にライフラインが断たれた状態を想像しながら作ってみると、見えてくるものもありますよ😳
そのために、普段使いもできるこういうレシピは役にたちそうですね💖