こんにちは。スタッフの草野です。
先日ネット記事で、某CMの演出が一部の方々を傷つけている、というのを見ました。
普段何気なく見ているCMですが、「なるほどなぁ…確かになぁ…」と思わされました。
そして同時に「表現って難しいな」とも思いました。
表現する側はそんなつもりなくても、見る人の受け取り次第では傷つけてしまうことになる。
さらっと流せそうなことでも、一度引っかかってしまうと、とことん気になるってことも。
そもそも、全人類がハッピーな表現ってあるのかな。
お天気みたいなもので、人によって晴れが「いい天気」だったり、雨が「いい天気」だったりするように、
受け手側のバックグラウンドや価値観、その時に置かれている環境などが、とっても影響するものですよね。
「あっちを立てればこっちが立たない」的な感じ。
言葉の使い方も本当に難しいですよね。
何気なく発した言葉でも、ニュアンスとかタイミングで伝わり方が変わってきます。
後になって「あ~あれちょっとまずかったかな~」と思い返すこともしばしば。
大人になってずいぶん経つ今でも、です。
ずいぶん前の失言が、何かの拍子に苦い思い出としてフラッシュバックしてきて、落ち込んでしまうことも。(今さらどうしようもないのに…)
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市民支援室では、子育て家庭の相談を受けていますが、やはり言葉の表現やニュアンスって重要だなと改めて思います。
「子育ての悩み、困りごと」と一言で言っても、もうそれは人それぞれ。
ある人にとっては、そんなに深刻じゃないことでも、ある人にとってはめちゃくちゃ深刻ってこともある。
とにかくお話をよく聞いて、相談された方に寄り添う気持ちが大事だなとスタッフ一同思っています。
すぐには的確な解決方法を提示できないかもしれない、
でも寄り添いながら、一緒に探していけるといいなと思います。
何かに悩んだときは、誰かに相談してください。
ひとりで悩んでいるより、うまく言えなくても言葉にして伝えてみることで、自分の中のモヤモヤが整理されていく感じがすると思います。そして話すことで解決の糸口が見つけられるかもしれません。
話すことで物事が進むこともありますよ。