こんにちは。BOOK部 草野です。
今日ご紹介するのは、こちらの絵本です↓↓
デイビッド=マッキー著 中村こうぞう翻訳 偕成社 1979年
「どうして戦争は起こるの?」
そんな質問がお子さんから生まれてきたら、どう答えますか?
なぜ、戦争をするのかーーーー
人間の永遠のテーマともいえる疑問。
宗教とか、政治とか、いろんなことが絡み合っていて、
大人でも、ちゃんと理解して説明するのは、難しいですよね。
そんなとき、まずはお子さんと一緒に読んでみたい1冊です。
戦争のことは難しくて分からないけれど
一言では説明しきれないけれど
それについて考えることは、大人も子どもも、とても大切なのではないかなと思います。
絵本なら、気軽に読めますよね😊
この本は、平和を求めていたはずの男たちが、戦争を起こしてしまう物語。
内容はとてもシンプル。
絵もシンプル。
だからこそ、読み終わった後に考えさせられる…。
まずは一緒に読む。
その後、もう一度読みながら
この物語の中では
「どうすれば戦争をせずに済んだのかな」
と、一緒に考えてみてもいいですね。
8月は、原爆の日や終戦記念日があり、テレビのニュースでも目にするでしょう。
この夏休み、戦争について、親子で考えてみてはどうでしょうか。
市民支援室 (しみん しえんしつ)