こんにちは。市民支援室BOOK部 草野です。
来月11月は、児童虐待防止推進月間です。
「虐待?うちは関係ないかな」と思う方もあるかもしれませんが、
虐待とは、心身を傷つけたり、本当はあるはずの権利を奪うこと。
じゃあ「本当はあるはずの権利」ってなんだろう?
そもそもの、子どもの権利について考えてみませんか?
子どもによる子どものための「子どもの権利条約」小口尚子、福岡鮎美著 小学館 1995年
きかせてあなたのきもち 長瀬正子・文 momo・絵 ひだまり舎 2021年
上の2冊は、子どもの権利について子どもも一緒に読めるように、分かりやすく書かれていますよ😊
子どもの権利条約とは、
・生命、生存及び発達に対する権利(命を守られ成長できること)
・子どもの最善の利益(子どもにとって最もよいこと)
・子どもの意見の尊重(意見を表明し、参加できること)
・差別の禁止(差別のないこと)
ユニセフホームページより抜粋
の4つの原則を軸に、児童(18歳未満)の権利について定めた国際条約です。196の国と地域がこの条約を締約し、日本も批准しています。
子どもにだって大人と同じように、ちゃんと権利はある。
それは分かっていても、忙しい日常をうまくまわして行くために、ついおざなりになってしまうこともあるのではないでしょうか。
「きかせてあなたのきもち」は、コロナ禍という環境で、子どもたちに降り掛かった新たな問題について描かれています。タイトルに「きかせて」とあるとおり、子どもに向けた10の質問で構成されています。子どもの気持ちを聞きながら、一緒に読んで、大人も子どもの権利について改めて考える時間を少しでも持てるといいと思います。
可児市立図書館で借りることができますよ📕
℡・fax 0574-63-8303 (直通)
mail siminsiensitu@kani-npo.gr.jp
開室時間 8:30~19:00
休館日 毎月第1土曜日、年末年始
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