こんにちは。スタッフの川口です。
もうすぐ冬休みですね。
でも、コロナ禍でなかなか帰省ができない方もいらっしゃると思います。
もし遠方に住んでいる親や親戚など高齢の方に、
"最近物忘れがひどい気がする"
"毎日の食事を作るのが大変そうに感じる"
"悩みともいえないちょっと不自由していることがありそう"
こんな心配があるときは「地域包括支援センター」に相談するといいですよ。
もちろん、近くに住んでいたり、同居の場合もOKです。
地域包括支援センターは、その地域に住む65歳以上の高齢者や高齢者に関わる人なら
誰でも無料で利用できる「高齢者の何でも窓口」です。
保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャーなどの専門資格者スタッフが、
相談に応じ医療機関、福祉サービスの利用など適切な窓口へと繋いでくれます。
(個人のプライバシーは固く守られます。安心してご相談ください。)
地域包括支援センターの利用は、介護が必要になってからではなく、
介護が必要になる前からがおすすめ。
例えばこんなことも……
一人暮らしのAさん(75歳・女性)は、足腰が弱くなってきているものの、なんとか生活ができていた。
ある日、「蛍光灯が切れて取り替えたいけど、高い所に登れず、夜は薄暗い中で不自由に暮らしている」というSOSが長女にあった。
長女は仕事が立て込んでいてすぐには帰省できないので、なんとかならないかと母親の住むところの地域包括支援センターに電話で相談。
相談を受けて地域包括支援センターの相談員がAさん宅を訪問したところ、床に物が散らばりゴミもたまっていた。
腰痛で掃除をすることや、ゴミを出しに行くのが苦痛とのことだった。
相談員は玄関先までゴミ収集に来てくれるサービスの調整をし、訪問介護の生活援助を受けられる介護申請を提案した。
まだまだ元気!介護なんてまだ先! と思っている方も、
ぜひお住まいの地域包括支援センターを知っておいてください。
☆遠方に住んでいる高齢者の相談は、
その方が住んでいる地域の地域包括支援センターです。
「お住まいの地域+地域包括支援センター」で検索してみてくださいね。
☆可児市の地域包括支援センター(6ヶ所)
平日8:30~17:15(土、日、祝日 年末年始休)
可児市北部地域包括支援センター(担当地域:今渡、川合、下恵土、兼山)
可児市今渡682番地1(可児市福祉センター1階 可児市社会福祉協議会内)
TEL 0574-63-6200
FAX 0574-62-5342