こんにちは。
スタッフの川口です。
みなさん、「ヤングケアラー」という
言葉を聞いたことがありますか。
「ヤングケアラー」とは
家族の介護やケア、身の回りの世話を
担う18歳未満の子どものことです。
誰のどんな介護やケアを担うのか、実態は
さまざまです。
その生活が当たり前で、自分が「ヤング
ケアラー」だと知らなかった人も
少なくありません。
では、どんな人が「ヤングケアラー」
なのでしょうか。
例えばこんな感じです。
*精神的に不安定な家族を支えている,
グチを聞いている
*病気の家族の看病や身の回りの世話を
している、家族のために働いている
*障がいや病気のあるきょうだいの世話や
見守りをしている
*日常生活の介護、手伝い
©ヤングケアラー研究チーム/イラスト:FMC
イラスト工房多田文彦
ヤングケアラーの問題は、家庭内のことで
見えにくく、SOSを出したいと思っても
相談先がない場合も多いようです。
専門家は「ヤングケアラーの子ども達が
いるんだという視点を、まずは多くの人に
持ってほしい」と言っています。
私達もヤングケアラーを知るところから
始めてみませんか。
市民支援室 (しみん しえんしつ)