こんにちは。
スタッフの尾石です。
長引くコロナ禍の影響で、市民支援室で企画した講座も軒並み中止になってしまいました。
でも、今この状況を「災害」と捉えて考えてみたとき、防災カフェで伝えたいことや伝えてきたことが活かされるのではないかということで、市民支援室の講座初の試み「オンライン防災カフェ」を開催することになりました。
参加方法は、Web会議アプリケーションの「Zoom」を使いました。
外出自粛やリモートワークが増えたことで一気に知名度が上がった「Zoom」ですが、まだまだ使ったことがないという方は多いと思います。
それでもPC・スマートフォン・タブレットを持っていれば誰でもダウンロードして利用できますし、時間や場所を気にせず繋がることができるのでとっても効率的です。
今後ますますニーズが高まってきそうですね!
今回のオンライン防災カフェは、上記のような流れで開催しました。
ローリングストックとは、食料品・日用品などを使いながら使ったものは新たに買い足す、一定量の備えがある備蓄方法のことを言います。
私自身、これまで防災カフェのサポートスタッフとして毎回参加してきて、頭の中では「ローリングストックは大切だ」ということは理解していましたが、家にあまり物を置きたくなくて無くなりそうになったら買う、という習慣が治りませんでした。
しかし今回、社会全体で紙製品が不足する事態が起きたことでわが家も随分慌てたので、ある程度の買い置きは大切だという事を身をもって感じました。
これが大災害の後だったら、と想像すると・・・怖いです。
その点、今回参加してくださった皆さんは何度も防災カフェに参加されていたり、防災意識が高い方ばかりだったので普段の生活の中で意識せずともローリングストックを実践されていて、「あまり心配することはなかった」という声が聞かれました。
このローリングストックという考え方が世の中にもっと広まれば、異常な買い占め騒動は減り、みんなが平等に必要なものを一定量備蓄できるようになると思います。
そういった「普段の生活の中で気軽にできる防災」をもっと多くの人に伝えていくことも、防災カフェの役割だなぁ、と感じています。
今回はオンラインで初めての開催でしたが、参加者の皆さんからは
・皆さんの顔が見られて嬉しかったです。
・Zoomがうまくできるか不安でしたが、楽しく参加できました!
・自分もオンラインで情報の発信をしていきたいです。
といった感想をいただきました。
今後も定期的に防災カフェを開催するにあたり、状況が好転した後でもオンラインで開催する方法もある!ということが学べて、いい経験になりました。
今後の企画は現在考案中なので、お楽しみに!
決まったらこちらのブログでお知らせしますね。
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市民支援室
場所 岐阜県 可児市 下恵土5076番地
(ぎふけん かにし しもえど)
可児市子育て健康プラザmano2F
TEL (0574)63-8303
Mail siminsiensitu@kani-npo.gr.jp
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