mano市民支援室のブログ

岐阜県可児市の子育て健康プラザmano(マーノ)にある市民支援室です。子育て支援に関する情報発信や、スタッフの日常を綴ったブログです!!

人ごとではない介護の話~子どもの預け先 子どもへの伝え方~

ダブルケアのアンケートに沿った記事を発信して3回目。

子育て介護が重なるダブルケアならではの、子どもに関する問題。

 

ダブルケア担当スタッフきくよさんの体験では、お子さんは当時小学校高学年で、認知症についてもなんとなく理解できていたとのこと。

きくよさんだとうまくいかない状況でも、孫であるお子さんに間に入ってもらって、丸く収めることもあったとか。

 

でも、もっと小さいお子さんだったら…。

子どものことだけでもまだまだ手がかかる、その上介護…。

両立できるのか…。

いや、その上仕事もしていたら…。

もう考えるだけで頭の中がわー!ってなりそう😭

 

このブログでも、他のスタッフも何度も言っていますが、

とにかく悩みを抱え込まないでください。

誰かに、どこかに話してみれば、きっと解決の糸口が見つかります。

話せる人、場所をできるだけたくさん持っておくこと。

とても大切なことだと思います。

 

さて、タイトルにある子どもの預け先

「介護があるから」という理由で特別に預けられる場所はなさそうです。

子育て家庭が利用できる、保育園の一時預かりやファミリーサポートセンターなど、ということになるでしょう。

預けられるところを調べておいて、普段から利用してお子さんに慣れてもらっておくといいかもしれませんね。

通っている園の早朝保育や延長保育、小学校のキッズクラブもありますね。近所の親しい人や友人、親戚に預かってもらうというのも考えられます。

自分が困った時に頼れる先をリストアップしておくとよさそう。

 

 

それから子どもへの伝え方

特に小さいお子さんへの、認知症の症状についての伝え方が難しいのでは思います。

 

なんでこんなことするの?

なんでこれができなくなっちゃったの?

なんでこんなこと言うの?

 

小さいお子さんにとっては、謎だらけでしょう。傷ついてしまうこともあるかもしれません。

以前ダブルケアカフェで、可児市の高齢福祉課の専門員の方からお聞きしたのは、

 

「本人が悪いんじゃない、病気のせいなんだ」と言ってあげること。

 

とはいえ、「あ、そうなんだ、じゃあしょうがないね」とすんなりとはいかないでしょうが…。

小さい子どもが知っている病気って、たぶん風邪とか腹痛とか、時間と薬で治るものばかり。

そうじゃない病気もあるってこと。なんだか怖いし、理解しろって言っても難しいと思います。それにこれって、子どもにだけじゃなく、状況によっては、自分自身にも言い聞かせたくなる言葉かも、とふと思いました。

 

子どもへの伝え方=これが正解!っていうのはないと思います。家族関係、お子さんの性格なども関わってくるでしょう。

 

もし今、「どう伝えたらいいんだろう」と悩んでいる方がいたら、周りに相談してください。ダブルケアカフェでも、地域包括支援センターでも。話す中で、あっと思うキーワードに出会うかもしれません。

 

ダブルケアカフェ、ダブルケアラーズデイでは、将来のためにダブルケアについて話を聞きたい、という方の参加もOKです。

漠然と不安を抱えているよりも、専門員や経験者の話を聞いておくと、頭の中が整理されて少し安心できますよ。

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